水の交換

水槽の水交換ですけど、飼い始めの時期は1〜2週間に1回とこまめに交換していました。
これは水質がなかなか安定しなかったためです。
安定したかどうかって別に水質検査をしたわけじゃないんですが、一緒に入れたサンゴがすぐに黒く汚れるので水が良くないんじゃないかと思っていました。
今ではそんなことはないので、月に1度とかサボっています。
以下にうちでやっている水の交換方法を書いていきます。
これはあくまで私がやっている方法で、もっとちゃんとしたやり方があると思います。
参考程度に見てくださいね。



1.交換用の水を用意する

水の作り方で説明した方法で交換用の人工海水を作ります。
交換は水槽の3/4ぐらいを目安に交換していました。
全部換えてしまうとせっかく作った水質がまた初めからになっちゃうと思ったからです。



2.ミドリフグを移動させる

交換の間、避難しておくために小型の水槽にミドリフグを移動させます。
この小型の水槽にはそれまでミドリフグが入っていた水槽の水を入れておきます。
この時、退避用の水槽の扱いに注意してください。
こちらにもヒーターを入れておけばいいのですが、水温を気にせずに放っておくと冬などは水温が下って危険です。
なんでこんなことを書くかというと、実は一度外に出しっぱなしにして危うく殺してしまうところだったからです。
気が付いたときにはプカーってお腹を上にして浮いていて、ものすごく焦りました。



3.ヒーター、ろ過装置の電源を切る

まぁわざわざ書くことでもないんですけど、ヒーターのスイッチに関しては注意が必要です。
ヒーターもそれなりに汚れるので洗いたいから、とスイッチを切っていきなり冷水に浸けたりすると温度調節の部分が壊れてしまいます(モノによりますけど)。
私はこれでひとつオシャカにしてしまいました。
なんでも15分前にはスイッチを切っておく事と説明書に書いてありました。



4.ヒーター、ろ過装置の掃除

ヒーターやろ過装置は結構汚れています。
特にろ過装置はフィルターを見ればわかりますがかなり汚れるようです。
水が通るパイプなど、なるべく分解して掃除します。
AT-20の場合、モーター部分もそれなりに分解できますからバラバラにしてみましょう。
奥の方までヌルヌルになっていたりします。
ブラシでよく汚れを落としておきます。
なお、私の場合ヒーターやろ過装置は水道水で洗ってしまいます。
一通り洗った後、補充用に作ったカルキ抜きした水でざっと洗い少し干しておいています。



5.アクセサリーの掃除

水槽内にある土管やサンゴ、フィーダーカップ、水温計などは水槽内の水でブラシなどを使い洗います。
特に土管やサンゴなどは水道水で洗ってしまうとせっかく付着した水質を安定させるバクテリアが殺菌されて死んでしまいます(らしい)ですから水槽の水を使って洗うようにしています。
洗い終わったら水槽から出しておきます。



6.水槽の掃除

まずは水槽の底に敷いたサンゴ砂を動かさないようにして水をかき混ぜ、浮き上がったゴミを湯あか取りのネットですくい取っていきます。
最初からサンゴ砂をゴリゴリやっちゃうとミドリフグのフンなどがかき混ぜられて水に混ざってしまいますから。
ゴミをすくい終えたらサンゴ砂を動かしてかき混ぜ、砂の間に混ざったゴミを巻き上げてすくい取ります。
また、水槽の内側の面もよくこすって掃除します。
汚れを取り終えたら灯油ポンプで水槽の水を全体の1/4残して捨てます。



7.水張り

アクセサリー類を水槽に装着し、用意しておいた水を入れます。
水を入れた後はヒーターとろ過装置を付けて電源を入れます。
ろ過装置には新しいフィルターを付けるのを忘れないで下さい。



8.水質の確認

水温計で水温が上がったことと、ろ過装置で水が澄んでいるのを確認したら退避用の水槽からミドリフグを移してください。
もしミドリフグの様子がおかしいようだったらすぐに元の退避用の水槽に戻して交換した水におかしな点がないか確認してください。



  BACK   NEXT