水の作り方

ミドリフグが暮らす水の作り方を説明します。


1.水の用意

一番いいのが塩素などが入っていない水でしょうけど、たいていは水道水ですよね。
水槽の大きさに合わせて大きめのタライなどに水を入れておきます。
(水槽に直接入れてもいいんですけど、塩素が付いた水を直接入れるのはちょっとどうかと思いました)



2.カルキ抜き

用意するもののところでも説明した中和剤でカルキ抜きをします。
水道水を2〜3日晒してカルキ抜きをするっていうやり方もあるみたいですけど、面倒なんで中和剤を使っています。



3.人工海水の作成

カルキ抜きをした水に海水の素を入れて人工海水を作ります。
ミドリフグの場合、汽水域に住むっていうことで塩分濃度は薄めにしておきました。
大体通常の1/4ぐらいの濃度です。
海水の素に書いてある1Lに必要な量の1/4を、水の量に合わせて入れてよく溶かします。



4.水温調節とフィルターろ過

これでミドリフグが住む水の用意は完成です。
しかしこの水を水槽に入れてすぐにミドリフグを入れてはいけません。
水槽に入れた水は濁っているはずです。
そして温度を測ると適水温と思われる26度にはなっていないはずです。
ヒーターとろ過装置のスイッチを入れ、水温を上げて水もろ過します。



5.おまけ

以上偉そうに書いていますが、実は私の使っているろ過装置を見ると白い粉のようなものが沢山付いています。
これ、抜けきっていない塩素なんですね。
つまりカルキ抜きが完全じゃないみたいです。
それでも平気で泳いでいるミドリフグってかなり丈夫な魚みたいです。



  BACK   NEXT